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ここ数年「やすらぎ」や「リラックス」といった、心を落ちつかせる事物に注目が集まっています。例えばアロマテラピーであるとか、ヒーリングミュージックの流行などがそれです。
建築の分野にも同じ動きがあり、ほんの10年ほど前の好景気の頃には、とにかく目立つことがよしとされ、派手な外見や趣向を凝らした内装が話題を集め人を呼びました。
しかし、最近では、派手であることよりも落ちついた空間に人気が集中する傾向があります。その中で、特に安らぎやリラックスを生み出す素材として注目されているのが「古材」です。古材には新しい木では持ちえない暖かみや、長い時間人に使われてきたことによる味が出ています。
古材を使用することで、都会のど真ん中に田舎のような懐かしさや寛ぎの空間を演出することも可能です。
また、空間すべてを古材でまとめてアンティーク調にしてしまうのでなく、あえてコンクリートや鉄といった別の素材との組み合わせで、異空間的な演出をする店舗も見られます。
今後は使用法によって、古材の新しい可能性が広がっていきそうです。
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